きしめん辞典
きしめんに関する
あらゆる知識をご紹介!
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ざるきしめん<家庭のレシピ>
きしめん本来のやわらかでもっちりとした食感を楽しめる暑い季節の定番
せいろに盛り付けられた冷たいきしめんを出汁のしっかり聞いた濃い目のつゆに浸して食べる「ざるきしめん」。
冷たいつゆをかけて頂く「ころきしめん」と人気を二分する暑い名古屋の夏にぴったりな定番です。つゆや具材との一体感が魅力のころきしめんに対し、ざるきしめんはきしめんそのものが持つ口当たりや味わいが醍醐味。
しっかりと締まったきしめんのコシの強さに唇を伝うつるつるとした食感がたまりません。麺本来の風味を味わうならざるきしめんがおすすめです。
■基本の作り方
- きしめんはパッケージの指定に従って茹でてから、冷水でしっかりと締めます。
このとき、茹で上がった麺は冷水に入れ、2回ほど水を替えながら手早く完全に冷ますのがポイントです。 - つゆはざるきしめん用に濃い目に調整したものを用意します。
つゆは、ムロアジとサバ節などで濃い目に取った出汁と濃口醤油、みりんを5:1:1で合わせ、一度沸騰させてアルコールを飛ばせば出来上がります。
■作り方のポイント
- ざるきしめんには少し細目に作られたざるきしめん専用麺がオススメ。
つるりとした唇を伝う感触とキレの良い喉ごしを味わうことができます!
■食べ方のポイント
- 薬味は刻みネギ、ゴマ、生姜が定番。
- 天ぷらを添えた「天ざるきしめん」なら大根おろしも一緒に添えましょう。
- きしめんはパッケージの指定に従って茹でてから、冷水でしっかりと締めます。
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カレー煮込みきしめん<家庭のレシピ>
家庭で作れる贅沢な「カレー煮込みきしめん」のレシピをご紹介します!
じっくり煮込んだ香味野菜と鶏だしが織りなす、優しくスパイシーな「カレー煮込みきしめん」。リンゴとハチミツの隠し味で、深いコクとまろやかさを楽しめます!
■材料(1人分)
※ネギ、玉子はお好みでどうぞ。
■基本の作り方
- 土鍋に水300ml(カップ1杯半)を入れ、カレースープ1袋を入れ、強火で沸騰させます。
(注)カレースープのかたまりがないようによくかき混ぜます。 - 沸騰したら、別の鍋でさっと炒めた牛肉、玉ねぎを入れて沸騰させます。
- さらに別の鍋できしめんを茹で、沸騰した土鍋に麺を入れ、3~4分ほど煮込みます。
(注)はしで軽くさばき、麺のかたまりのないようにほぐしてください。
(注)鍋の底に麺がくっつかないように、はしですくうようにしてください。 - ネギ、玉子などお好みで入れてフタをし、2分ほど沸騰させます。
(注)土鍋や麺、カレースープは非常に熱くなっておりますので、やけど等にご注意ください。
■食べ方のポイント
- きしめんは茹でる工程を経て、塩をしっかり抜くことが必要です。
コシがありつつもっちりとした食感になりますよ! - きしめんはパッケージの指定に従って茹でてから、冷水でしっかりと締めます。
このとき、茹で上がった麺は冷水に入れ、2回ほど水を替えながら手早く完全に冷ますのがポイントです。 - 麺を食べ終わった後に、ご飯と卵を入れてしめるのもおすすめ!
- 土鍋に水300ml(カップ1杯半)を入れ、カレースープ1袋を入れ、強火で沸騰させます。
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カレーきしめん<家庭のレシピ>
きしめんに合うカレーつゆは「鶏」がポイント!
スパイシーな味わいで子供から大人まで大人気の「カレーきしめん」。
名古屋のカレーきしめんは片栗粉でとろみをつけるカレー南蛮とは異なり、通常のカレールウと同じように「小麦粉」でとろみをつけるのが基本です。
きしめんに合う「カレーつゆ」を美味しく作るコツは「鶏肉をたっぷりの香味野菜とともにつゆの中で煮込む」こと。
鶏肉の旨味が溶け込んだカレーつゆが、平打ちつるつるのきしめんにピッタリなんです。カレーきしめんのオススメトッピングはやはり「揚げたてのトンカツ」。
相性抜群のパートナーが、カレーきしめん全体の満足度を底上げします。■基本の作り方
1.玉ねぎと鶏モモ肉を食べやすい大きさに切り、鍋の中でさっと炒めます。
2.だし汁を加えてアクをとりながらコトコトと煮込みます。
3.カレールウを加え、ダマにならないように混ぜながらさらに煮込みます。
4.きしめんをパッケージに従って茹でます。
5.茹でたきしめんを入れた丼に具材ごとつゆを入れ、最後に半分に切ったゆで卵を添えて完成です。■作り方のポイント
・カレールウは昔ながらの粉末タイプのものがおすすめ。カレーライスのカレーよりもゆるめに作ると良いでしょう。
・辛さは「中辛」で作るのがおすすめ。もし辛味が欲しい時には胡椒をちょい足しするのもOKです。■食べ方のポイント
・シメに用意したいのが「ごはん」。
残ったつゆにごはんを入れて「追い飯」することで、最後まで美味しく頂くことができます。 -
みそ煮込みきしめん<家庭のレシピ>
家庭用のみそ煮込みきしめんのレシピをご紹介します。
名古屋人がこよなく愛する赤みそ。
赤みそを食べる習慣のない地域の方からは、「濃い味なのではないか?」と思われることが多いですが、見た目ほど濃い味付けではありません。土鍋で煮込む一杯は、最後までアツアツ!
■材料(1人分)
※ネギから天かすまではお好みでどうぞ。
■基本の作り方
- 土鍋に水500~600mlを入れ、味みそ1袋を入れ、強火で沸騰させます。
(注)味みそのかたまりがないようによくかき混ぜます。 - 沸騰したら、かしわ、油揚げ、しいたけを入れて沸騰させます。
- 別の鍋できしめんを茹で、沸騰した土鍋に麺を入れ、3~4分ほど煮込みます。
(注)はしで軽くさばき、麺のかたまりのないようにほぐしてください。
(注)鍋の底に麺がくっつかないように、はしですくうようにしてください。 - ネギ、玉子、えのき、かまぼこ、天かすなどお好みで入れてフタをし、2分ほど沸騰させます。
(注)土鍋や麺、みそは非常に熱くなっておりますので、やけど等にご注意ください。
■食べ方のポイント
- きしめんは茹でる工程を経て、塩をしっかり抜くことが必要です。
コシがありつつもっちりとした食感になりますよ! - きしめんはパッケージの指定に従って茹でてから、冷水でしっかりと締めます。
このとき、茹で上がった麺は冷水に入れ、2回ほど水を替えながら手早く完全に冷ますのがポイントです。 - 麺を食べ終わった後に、ご飯と卵を入れてしめるのもおすすめ!
- 土鍋に水500~600mlを入れ、味みそ1袋を入れ、強火で沸騰させます。
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みそ五目きしめん<家庭のレシピ>
みそきしめんに野菜炒めをトッピングした、みそ五目きしめん。
土鍋に入れて煮立たせる味噌煮込みきしめんと異なり、小鍋で作って手軽に食べられるみそきしめん。
みそきしめんに野菜炒めを入れて食べるのが、みそ五目きしめんです。五目とは「5種類の品」だけに限らず、「いろいろなものが混じっていること」。
■栄養満点!おすすめの具材
キャベツ、ニンジン、ピーマン、豚肉など。・キャベツ
キャベツのシャキシャキ感、甘みが味噌にとっても合います。
ビタミンC、K、U、カルシウム、カリウム、葉酸、食物繊維が豊富。
胃の粘膜の保護、がん予防、免疫力の強化におすすめの野菜です。
※キャベツの芯のほうが栄養が多く含まれているので、芯も入れることをおすすめします。・ニンジン
ニンジン嫌いの方でも味噌と一緒ならニンジンの味が消えておいしく食べられるかもしれません。
βカロテンを多く含むニンジン。ビタミンB1、B2、カリウム、鉄分なども含まれます。
免疫力の強化、アンチエイジング、がん予防におすすめの野菜です。
※皮をむかずに、または薄くむくと栄養価がさらに上がります。・ピーマン
ニンジンと同じく栄養満点ですが、苦手な方も多いピーマン。
そのものの味は苦手でも、味噌味だと食べられるかもしれません。
食物繊維、ビタミンC、βカロテンなどを含み、美容と健康にぴったりの野菜です。・豚肉
野菜炒めの定番、豚肉。
ダイエット中の方には嫌厭されがちですが、豚肉にはビタミンB1がたっぷり。
悪玉コレステロール値を下げるなど体にうれしい一面もあるので、適量を加えてみてください。
※鶏もも肉でも作れます。<冷蔵庫の残り物でもOK!>
・かまぼこ、あさり、はまぐり
・白ねぎ、ごぼう、レンコン
・椎茸、しめじ、えのき
・油揚げ など■食べ方のポイント
・みそと相性のよい卵を加えると、よりまろやかに。
・ごはんとの相性もバツグン。栄養満点、ボリューム満点の一杯。風邪予防、美容、健康に最適です。
特に元気のないとき、季節の変わり目に。
味噌のコクと野菜のシャキシャキ感、豚肉の旨味、きしめん特有のもちっとした歯ごたえを楽しんでください。◎味変したいときは、七味唐辛子を少量ふりかけると刺激的な味に。
◎寒い日にあたたまりたいときは「味噌煮込みきしめん」もおすすめです。