きしめん辞典
きしめんに関する
あらゆる知識をご紹介!
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冷やしかきたまあんかけきしめん<家庭のレシピ>
AYA 「簡単麺レシピコンテスト」最優秀作品「冷やしかきたまあんかけうどん」(提供:椙山女学園大学看護学部さん)
吉田麺業では、15〜39歳のAYA世代へのがんサポートと若年層のがんについての啓蒙活動を行う「AYA week」の趣旨に賛同し、「AICHI AYA week 2023レシピコンテスト」に協賛しています。
がん患者さんは冷たいものや酸味を好む傾向があるそうです。
味覚の変化に合わせた治療期に食べやすいレシピ。※うどんをきしめんに置き換える以外は受賞作品の内容をそのままお伝えします。
■材料(2人分)
- きしめん 2束
- 卵 2個
- ちくわ 2本
- ほうれん草 2株
- 絹ごし豆腐 1 パック
- めんつゆ(3倍濃縮) 50ml
- 水 (つゆ希釈用) 300ml
- 片栗粉 大さじ1
- 水 (片栗粉用) 大さじ1
■基本の作り方(調理時間 約20分)
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(下準備)卵はときほぐしておく。水と片栗粉を混ぜておく。
ちくわは斜めに5mm程度の幅で切っておく。
豆腐は一口大に切っておく。 -
鍋にめんつゆ、水、ちくわ、豆腐を入れ中火にかける。
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ある程度火が通ったら水溶き片栗粉を回し入れ、とろみをつける。
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煮立ったら溶き卵を流し入れ、ひと混ぜし卵が固まるまで待つ。
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卵に火が通ったら火からおろし氷水を張ったトレーの上で冷やしておく。
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あんを冷ましている間に、きしめんを袋の表示通りにゆで、ザルに取って水気を切っておく。
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お湯を沸騰させ、ほうれん草を茎の方から茹でて1~2分したら取り出す。
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水を張ったボウルの中でほうれん草をよく洗い、絞って水気を切る。
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3~4cm幅に切って、冷やしておいたあんと混ぜる。
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器にきしめんを入れ、最後にあんをかけたら完成。
AYA 「簡単麺レシピコンテスト」>
愛知県内管理栄養士養成学校に在学する大学生のみなさんが考案、治療期に適した食支援活動。 -
しめきし
しめきしとは、鍋のしめとして食べるきしめんです。
正式名称は「しめきしめん」、略して「しめきし」です。
鍋のしめとしてよく知られているのは、ご飯、うどん。
名古屋でも「しめきし」という言葉は珍しく、言葉としては知らない方もいらっしゃいますが、うどんのように鍋のしめにすることはよくあります。名古屋の老舗きしめん店の目線から、しめきしにおすすめの鍋を3つ紹介します。
- すき焼き
甘辛いつゆに生卵を割って半生状態にしたところへ、きしめんを投入します。煮詰まって味が濃縮しているところへ生卵を入れることでまろやかになり、さらにきしめんを入れることでちょうどよい加減でしめることができます。
もちろん、生卵を入れないでそのままきしめんを投入しても美味しく食べることができます。名古屋をはじめとする東海地方では、かなり知られている食べ方です。
- キムチ鍋
唐辛子のピリ辛さと野菜の旨味、豚肉のジューシーさを味わったら、しめです。
きしめんは麺が平たいので、ほどよくからみ美味です。
すき焼き同様、煮詰まって味が濃縮しているので生卵を入れてマイルドにすることもおすすめです。 - 味噌煮込み
味噌煮込みうどん、味噌煮込みきしめんという料理があるくらいなので、味噌にきしめんは大変合います。
あまりにオーソドックスなので最後にしましたが、有名です。家庭の料理として、つゆをそのまま飲めるくらいの濃度の味噌煮込みには、きしめんがおすすめです。
つゆと平麺がほどよくからんでおいしくいただけます。◎家庭で簡単に美味しく作る方法を「みそ煮込みきしめん<家庭のレシピ>」にて紹介しています!
※味噌煮込みの写真は当社メニュー写真を使用しております。
すき焼き、キムチ鍋は素材写真を例として掲載しております。 - すき焼き
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ほうとう風きしめん<家庭のレシピ>
山梨県の郷土料理ほうとうをきしめんでアレンジ
ほうとうのイメージ写真:ほうとう歩成さまWebサイトメニューページ「黄金ほうとう」
(2022年9月26日に利用)ほうとうとは
平打ちの麺をかぼちゃや芋、根菜などの野菜を中心とした具材とともに味噌仕立てのつゆで煮込んだもの。
「きしめん」と「ほうとう」の違い>簡単に作れて、野菜たっぷり。寒い季節におすすめ!土鍋で作る料理です。
甘くて子どもからお年寄りまで楽しむことができます。■基本の作り方
- きしめんをパッケージに従って茹でます。
- 鶏もも肉・かぼちゃ・大根・ニンジン・シイタケ・長ネギなどを食べやすい大きさに切ります。
- かぼちゃは電子レンジで加熱し火を通しておきます。
- 鍋に水を入れ、ほんだしを加えて、切った具材(かぼちゃ以外)を入れます。
- 火が入ったらきしめんとかぼちゃを入れて煮込みます。
- 味噌で味付けをしたら完成です。
■作り方のポイント
- 煮えにくい具材から入れて煮ましょう。
- 鶏もも肉の代わりに、豚バラ肉を使ってもおいしく作れます。
- かぼちゃは煮くずれしやすいので、必ず最後に入れましょう。
■食べ方のポイント
- 食べる直前に七味唐がらしを入れることをおすすめします。
※ほうとうは、山梨県では寒い季節だけでなく、年中食べられているそうです。
野菜をたっぷり食べたいときにぜひどうぞ! -
八宝きしめん<家庭のレシピ>
八宝菜とあんかけきしめんが融合した縁起のよいきしめん
中華料理の八宝菜とあんかけきしめんが出会ってできたのが「八宝きしめん」。
具だくさんでボリューム満点のきしめんです。八宝きしめんの「八宝」とは「多くの」という意味。
「八」は中国で縁起の良い数字とされており、日本でもその見た目から「末広がり」の意味を持つと好まれています。名古屋の市章にも使われている「八」を関したきしめん。
栄養のバランスも良く、身体をポカポカ温めてくれる健康長寿にぴったりな味わいです。■基本の作り方(分量は1人前の目安)
- きしめんをパッケージに従って茹でます。
- フライパンにごま油を入れ、よく温めてから豚肉を入れ色が変わるまで炒めます。
- 人参、キャベツ、たけのこなどを加えてさらに炒めてから、規定の割合の水を加えた白だし(300~400ml)とみりん(大さじ1)を入れ、沸騰させます。
- 具入りのつゆに水溶き片栗粉(大さじ1)を加えてよく混ぜ合わせ、とろみをつけます。
- 丼にきしめんを入れて具材入りのあんをかけ、中央に半分に割ったゆで卵を載せて完成です。
■作り方のポイント
- つゆは白だし(白醤油)を使った「白つゆ」仕立てがおすすめです。
- 具材にはお好みで海老やかまぼこ、キクラゲ、しいたけを加えてもOK。
キャベツの代わりに白菜を使っても美味しくいただけます。
少しピリ辛に仕上げるなら輪切りの唐辛子を一緒に炒めるとよいでしょう。 - 水溶き片栗粉は「大さじ半分の水+大さじ半分の片栗粉」が目安。
ダマにならないよう手早くかき混ぜ、水溶き片栗粉を入れたらすぐに火を止めましょう。
■食べ方のポイント
- 八宝きしめんのシメとして残ったあんにご飯を入れると、最後の一口まで余すことなく味わえます。
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焼ききしめん<家庭のレシピ>
フライパンにサラダ油をひき、生姜・豚肉・キャベツを炒めて、きしめんと共に炒めれば、焼ききしめんの完成。
めんつゆで味を調整していただきます。焼うどんや焼きそばと同じ作り方ですが、きしめんのもちっとした食感が新感覚で美味しいです。
焼ききしめんで新たなきしめんの魅力発見!