ざるきしめん<家庭のレシピ>
きしめん本来のやわらかでもっちりとした食感を楽しめる暑い季節の定番
せいろに盛り付けられた冷たいきしめんを出汁のしっかり聞いた濃い目のつゆに浸して食べる「ざるきしめん」。
冷たいつゆをかけて頂く「ころきしめん」と人気を二分する暑い名古屋の夏にぴったりな定番です。
つゆや具材との一体感が魅力のころきしめんに対し、ざるきしめんはきしめんそのものが持つ口当たりや味わいが醍醐味。
しっかりと締まったきしめんのコシの強さに唇を伝うつるつるとした食感がたまりません。
麺本来の風味を味わうならざるきしめんがおすすめです。
■基本の作り方
- きしめんはパッケージの指定に従って茹でてから、冷水でしっかりと締めます。
このとき、茹で上がった麺は冷水に入れ、2回ほど水を替えながら手早く完全に冷ますのがポイントです。 - つゆはざるきしめん用に濃い目に調整したものを用意します。
つゆは、ムロアジとサバ節などで濃い目に取った出汁と濃口醤油、みりんを5:1:1で合わせ、一度沸騰させてアルコールを飛ばせば出来上がります。
■作り方のポイント
- ざるきしめんには少し細目に作られたざるきしめん専用麺がオススメ。
つるりとした唇を伝う感触とキレの良い喉ごしを味わうことができます!
■食べ方のポイント
- 薬味は刻みネギ、ゴマ、生姜が定番。
- 天ぷらを添えた「天ざるきしめん」なら大根おろしも一緒に添えましょう。