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きしめん辞典

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きしめん辞典book

きしめんに関する
あらゆる知識をご紹介!

  • しめきし

    しめきしとは、鍋のしめとして食べるきしめんです。

    正式名称は「しめきしめん」、略して「しめきし」です。

    鍋のしめとしてよく知られているのは、ご飯、うどん。
    名古屋でも「しめきし」という言葉は珍しく、言葉としては知らない方もいらっしゃいますが、うどんのように鍋のしめにすることはよくあります。

    名古屋の老舗きしめん店の目線から、しめきしにおすすめの鍋を3つ紹介します。

    • すき焼き
      すき焼き
      甘辛いつゆに生卵を割って半生状態にしたところへ、きしめんを投入します。

      煮詰まって味が濃縮しているところへ生卵を入れることでまろやかになり、さらにきしめんを入れることでちょうどよい加減でしめることができます。
      もちろん、生卵を入れないでそのままきしめんを投入しても美味しく食べることができます。

      名古屋をはじめとする東海地方では、かなり知られている食べ方です。

    • キムチ鍋

      唐辛子のピリ辛さと野菜の旨味、豚肉のジューシーさを味わったら、しめです。
      きしめんは麺が平たいので、ほどよくからみ美味です。
      すき焼き同様、煮詰まって味が濃縮しているので生卵を入れてマイルドにすることもおすすめです。

    • 味噌煮込み
      味噌煮込み

      味噌煮込みうどん味噌煮込みきしめんという料理があるくらいなので、味噌にきしめんは大変合います。
      あまりにオーソドックスなので最後にしましたが、有名です。

      家庭の料理として、つゆをそのまま飲めるくらいの濃度の味噌煮込みには、きしめんがおすすめです。
      つゆと平麺がほどよくからんでおいしくいただけます。

    ※味噌煮込みの写真は当社メニュー写真を使用しております。
    すき焼き、キムチ鍋は素材写真を例として掲載しております。

  • ざるきしめんって何?きしめんと何が違うの?

    ざるきしめんは、冷たいつゆで食べる、冷水でしめてざるなどの器に盛ったきしめんです。
    コシのある食感で、温かいつゆのきしめんに比べて、麺本来の味と風味を楽しむことができます。

  • 幅広きしめん

    通常でも、うどんより幅が広いのがきしめんですが、さらに上をいく「幅広」麺が、数年前からきしめんファンに注目されています。
    日本農林規格(JAS)の乾麺の基準が、幅4.5ミリ以上のところ、その倍どころか10倍近い4センチ、さらには5センチのきしめんも登場しています。

  • 「きしめん」と「ほうとう」の違い

    武田信玄も愛した山梨の「ほうとう」。「きしめん」との最大の違いは「塩」にあり。

    きしめんの具-見本

    きしめん

    ほうとう

    ほうとう

    名古屋の「きしめんと同様に、平たく薄い麺を使う料理として山梨県の「ほうとうがあります。

    「ほうとう」は山梨県を代表する郷土料理
    ほうとうは、平打ちの麺をかぼちゃや芋、根菜などの野菜を中心とした具材とともに味噌仕立てのつゆで煮込んだものです。
    ほうとうの歴史は古く、戦国時代には武田信玄が陣中食として食べていたという説もあります。

    同じ平打ち麺を使う「きしめん」と「ほうとう」ですが、その麺のつくりには大きな違いがあります。

    ◇最大の特徴は「塩」
    きしめん」はしっかりとしたコシを生み出すために塩を加えて生地を打ちますが、「ほうとう」の場合は塩を加えずに小麦粉と水のみで生地を打つのが基本となります。

    またコシを生み出すために生地を寝かせて熟成させる「きしめん」に対し、「ほうとう」は出来上がった生地をすぐに伸ばして切るのも特徴。
    「ほうとう」は、打ち粉をつけたまま味噌仕立てのつゆの中で煮込むため、とろみのある仕上がりになります。

    ◇つゆ
    きしめん」はたまり醤油や白しょうゆ等を使ったつゆで食べることが多いのに対し、ほうとう」は味噌仕立てのつゆで煮込むのが基本。
    その点ではほうとう」は「きしめん」よりも「すいとん」や秋田の「おっきりこみ」などに近い料理といえましょう。
    地元山梨の家庭では大きな鍋で「ほうとう」を煮込み、汁物として食べられることも多いそうです。

    名古屋の「きしめん」と山梨の「ほうとう」、どちらもそれぞれの地域に根ざした料理として今も広く愛されています。

    ※ほうとうの写真の出典:ほうとう歩成さまWebサイトメニューページ「黄金ほうとう」
    https://www.funari.jp/menu
    (2021年11月29日に利用)

  • きしめんとうどんの違い(麺)

    きしめんを打つのはうどんを打つよりも大変!?平たい麺に隠されたヒミツとは

    きしめんの具-見本

    きしめん

    うどん

    うどん

    「きしめん」と「うどん」の麺にはどのような違いがあるのでしょうか?

    きしめんうどんも小麦粉に塩と水を加えて練り上げた生地で作られる麺であり、ここに大きな違いはありません。

    そのため、日本農林規格(JAS)や食品表示基準などでは、きしめんはうどんの一種として扱われています。

    ◇麺の形状の違い
    きしめんとうどんを見比べたときに最初に気がつくのが麺の形状の違い。
    平たくて薄い帯状の麺である「きしめん」であるのに対し、うどんは丸や四角の断面になっています。

    実際、日本農林規格(JAS)でも、乾麺については「長径が1.7mm以上に成形したもの」をうどん、「幅を4.5mm以上とし、かつ、 厚さを2.0mm未満の帯状に成形したもの」をきしめんとして定義しています。

    ◇きしめんはうどんより手間がかかる

    実は、名古屋の昔ながらの手打ちの作り方では、きしめんのほうがうどんより作るのが大変です。

    ・労力
    うどんよりも薄く伸ばしていくため、職人の間でも「きしめんを打つのはうどんを打つよりも大変」と言われています。

    ・作業場
    うどんより薄く広く伸ばすため、作業場所を広くする必要があります。このため、一度に作ることができる量が少ないです。

    現在名古屋市内では、手打ちきしめんを食べられる店舗はほとんどありません。
    当社吉田麺業では、機械と人の手で、名古屋の手打ちきしめんの味を再現しています。

    なめらかなツルツル食感、もちもちとした歯ごたえは、名古屋のきしめんだから出せる特徴です。

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