八宝きしめん<家庭のレシピ>
八宝菜とあんかけきしめんが融合した縁起のよいきしめん
中華料理の八宝菜とあんかけきしめんが出会ってできたのが「八宝きしめん」。
具だくさんでボリューム満点のきしめんです。
八宝きしめんの「八宝」とは「多くの」という意味。
「八」は中国で縁起の良い数字とされており、日本でもその見た目から「末広がり」の意味を持つと好まれています。
名古屋の市章にも使われている「八」を関したきしめん。
栄養のバランスも良く、身体をポカポカ温めてくれる健康長寿にぴったりな味わいです。
■基本の作り方(分量は1人前の目安)
- きしめんをパッケージに従って茹でます。
- フライパンにごま油を入れ、よく温めてから豚肉を入れ色が変わるまで炒めます。
- 人参、キャベツ、たけのこなどを加えてさらに炒めてから、規定の割合の水を加えた白だし(300~400ml)とみりん(大さじ1)を入れ、沸騰させます。
- 具入りのつゆに水溶き片栗粉(大さじ1)を加えてよく混ぜ合わせ、とろみをつけます。
- 丼にきしめんを入れて具材入りのあんをかけ、中央に半分に割ったゆで卵を載せて完成です。
■作り方のポイント
- つゆは白だし(白醤油)を使った「白つゆ」仕立てがおすすめです。
- 具材にはお好みで海老やかまぼこ、キクラゲ、しいたけを加えてもOK。
キャベツの代わりに白菜を使っても美味しくいただけます。
少しピリ辛に仕上げるなら輪切りの唐辛子を一緒に炒めるとよいでしょう。 - 水溶き片栗粉は「大さじ半分の水+大さじ半分の片栗粉」が目安。
ダマにならないよう手早くかき混ぜ、水溶き片栗粉を入れたらすぐに火を止めましょう。
■食べ方のポイント
- 八宝きしめんのシメとして残ったあんにご飯を入れると、最後の一口まで余すことなく味わえます。