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「カレー煮込みきしめん」で身も心もポカポカに
いよいよ、寒さも本番に入りましたね。思わず、身も縮こまるような寒い日には温かいきしめんが恋しくなります。出汁の美味しさが身も心もポカポカにしてくれます。
当店の数ある温かいメニューの中でも、今の時季にオススメなのは「カレー煮込みきしめん」(小ライス付き・1150円)。
当店のカレー味のつゆは、醤油と白醤油、味噌がベースのつゆとは一線を画しています。ベースとなるのは、鶏ガラと香味野菜をじっくりと煮込んで、丁寧にとったブイヨンになります。これに白醤油ベースの「白つゆ」をくわえてあります。もちろん、カレールーも辛さと香り、コクのバランスを重視した自家ブレンドです。
麺は、先月紹介した「みそ煮込みきしめん」と同様に、煮込んでものびにくい専用麺を使っています。適度なコシがあり、噛むごとに麺に染み込んだカレーのスパイシーな刺激と出汁の風味、そして麺そのものの美味しさが口の中いっぱいに広がります。
また、カレーとよく合う小ライスも付きますので、つゆをご飯にかけて食べるのもオススメです。豪快に土鍋へご飯を入れるのもアリだと思います(笑)。
食べ終わる頃には、うっすらと額に汗が滲みます。店を出ると、身も心も満たされているに違いありません。「カレー煮込みきしめん」で寒い冬を乗り切りましょう。
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今年の初きしめんは「みそ煮込みきしめん」に決まり!
新年あけましておめでとうございます。
今年、2019年が皆様にとってすばらしい一年になりますことをお祈りいたします。
さて、皆様はすでに今年の「初きしめん」をお召し上がりになりましたか?油揚げとホウレン草、ネギ、花かつおをのせた、当店のシンプルな「きしめん」(680円)もオススメですが、今回紹介するのは、寒い日に食べたくなる、もう一つの定番「みそ煮込みきしめん」(小ライス付き・1150円)です。
味の要となる味噌は、八丁味噌をはじめ、白味噌など4種類を自家ブレンド。見た目よりも濃くはなく、深みのあるコクが堪能できます。また、醤油ベースのきしめんの出汁は、ムロアジがメインになりますが、みそ煮込みは、味噌の味と香りを引き立てるサバ節を強めにしてあるのも特徴です。
具材は、鶏肉と玉子、椎茸、カマボコ、油揚げ、エノキと盛り沢山。ところで、皆様はみそ煮込みの「玉子」をどうやって食べますか?最初に黄身を潰して、かき玉風にしたり、途中で潰して黄身に麺を絡めて食べたりと、さまざまだと思います。
私は、麺と具材を食べ終わるまで玉子には箸をつけません。そして、サービスで付く小ライスを2/3ほど残しておきます。ある程度煮込まれて温泉玉子上になったものをご飯にのせて、さらにつゆをかけていただきます。味噌と玉子はとても相性が良いので、絶品の味噌雑炊になります。是非、「みそ煮込みきしめん」をお試しください。
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一年の締めくくりに縁起の良い「八宝きしめん」を
今年も残すところわずかとなりました。街を行き交う人々からも慌ただしい雰囲気が伝わってきます。2018年を締めくくり、そして来年、2019年がすばらしい年になる、縁起の良いメニューをご紹介いたします。
それは、「八宝きしめん」(950円)。その名の通り、中華料理の八宝菜ときしめんを合わせた『吉田きしめん』オリジナルメニューです。最近では、名古屋を訪れる外国人のお客様にもご好評をいただいております。
つゆは、醤油ベースの「赤つゆ」と白醤油ベースの「白つゆ」をミックス。奥行きのある味わいに仕上げました。また、あんかけ仕立てにすることで、冷めにくく、この季節にはぴったりです。ごま油の香りも食欲をそそられます。
具材は、キャベツと玉ネギ、ピーマン、ニンジン、豚肉がたっぷり。さらに、ゆで卵もトッピングしてあります。具材は6種類ですが、そもそも八宝菜の「八」は、「8種類」という意味ではなく、「多くの」という意味です。何よりも、メニュー名が末広がりの「八」に「宝」ですから、この縁起の良い「八宝きしめん」を是非とも一年の締めくくりにお召し上がりください。