「きしめん」という名前の由来
その1「雉麺(きじめん)」説
江戸時代、尾張藩の殿様が雉(きじ)肉入りの田舎うどんを好んで食べたことから、「雉麺」がなまって「きしめん」になったという説。
きしめんに入る油揚げはその名残ともいわれています。
その2「紀州麺(きしゅうめん)」説
紀州藩の殿様が尾張藩の殿様にお土産として献上した麺が「紀州麺」と呼ばれ、いつの間にかそれが転じて「きしめん」になったという説。
その3「棊子麺(きしめん)」説
「棊」とは「碁石」のこと。平たく延ばした生地を竹筒で碁石の形に抜いた、丸い碁石の形をした麺が中国から伝来し、後に平たくて細長い麺になっても名前はそのまま残ったという説。